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白田好彦さんの趣味旅プラン
山の景色を独り占めする、北アルプス・山頂から海まで標高差3000mの登山旅

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「つらいコースですが、ここでしか見られない景色を独り占めできます。」山頂から海抜ゼロメートルまで、標高差約3000m。山の表情全てを楽しむ、北アルプス登山旅とは。

しゅみたびと:白田好彦さん(31歳)

1986年茨城県生まれ。東京都在住。大学卒業後、某自治体で児童館職員として勤務。現在はNPOカタリバに転職し、中高生を対象とした放課後の居場所づくりを行っている。週末は、友人や妻、時には一人で、季節を問わず日本の山々に出かける。

趣味登山

趣味歴15年

登山へのこだわり

ザックは、オスプレー社のCRESCENT75を12年間愛用。容量が大きく、少し重いが、フレームが入っていてパッキングしやすい。腰ベルトが熱固定で、セミオーダーのように自分に合ったベルトになるのも良い。

どんなに重くても、パーティー登山では「おたのしみ」を持っていく。特にお酒を持参することが多い。暑い時には魔法瓶に氷をつめていき、冷たいそうめんを食べる。時には食事で失敗もするが、それも良い思い出。写真は好きな山めしの一つ、麻婆春雨丼。

一人登山で荷物に余裕がある時は、夜景撮影をする。コンデジの夜景モードでは綺麗に撮れないので、一眼レフと脚立を持っていき、夜中1時に星を撮影する。

白田好彦さんにとって登山とは

日常から離れるデトックス

趣味年表

15歳

高校1年の7月、先生に誘われ、友人と休部状態だった登山部に入部。夏休みには八ヶ岳の最高峰・赤岳に連れて行ってもらう。RPGの世界のようで登山を好きになる。

18歳

大学でワンダーフォーゲル部に入る。人と一緒に行くと、料理などの楽しみがあることに気づく。

25歳

東アルプスでソロ縦走登山デビュー。一人だからこそ他の登山者に声をかけ交流が生まれ、一人登山の楽しさも知る。

27歳

登山をきっかけに、のちの妻と仲を深める。

登山をしていて最高の瞬間

遥か先に見え、まるで「お前はここまで来れるのか」と問いかけてくるような山の頂に挑み、上り下りに一喜一憂しながらも、山頂を踏んだその瞬間ですね。四方に広がる青い空と、これまで歩いてきた道を描く山稜を眺めて物思いにふける瞬間は、何にも代えがたい達成感があります。

白田好彦さんおすすめの登山旅
山の景色を独り占めする、北アルプス・山頂から海まで標高差3000mの登山旅

一人登山にはまっていた頃、長期で達成感があるところを探していて、雑誌でロングトレイルを調べていた時に目に留まり「これだ!!」と思いました。登山するだけでは飽き足らず、標高3000m級の山から、海まで下るというコースにロマンを感じて。ザックに海パンを忍ばせて出発しました(笑)

時期

10月(紅葉が見頃)

期間

3泊4日

人数

1人

目的地

白馬岳~栂海新道~親不知

雪の上を歩き、旅の最高地点・白馬岳ヘ:

早朝から、新幹線・バスを乗り継ぎ、長野県・白馬駅へ。そこから更にバスに乗ること30分、白馬岳登山口「猿倉」に到着。早めのお昼を食べて、11時半に猿倉を出発。白馬岳までの道のりは万年雪があり、季節を問わず雪を歩くことができる。通常は5時間半かかるが、15時半頃には2900mの山頂付近に到着。日本一大きい山小屋、白馬山荘で、コーヒーを飲みながら、天候などの情報を集める。17時頃にはテントをはって、夕食をとり、本を読んで、20時頃には就寝。夜景を撮るなら白馬山頂が良いが、風が強いので注意。

日の出と稜線歩きを楽しむ:

3時起床、朝食をとり準備をして、5時に出発する。テント場から歩いて30分で山頂に着き、日の出を楽しむ。6時頃、雪倉岳に向かう。雪倉岳までは湿地帯が広がっていて眺望が良いので写真を撮るには最適。10時ごろにはお昼を食べ、稜線歩きを楽しむ。14時半頃、朝日岳手前の小屋に到着。ストーブで体をあたためながら、歩いてきた人と話したり、ゆっくりしたりする。17時頃、テントをはって、夕食をとり、お酒を飲んで就寝。

冬から秋の景色へ、紅葉の大自然を独り占め:

3時起床、朝食をとり準備をして、5時に出発する。朝日岳の山頂まで登る。山頂から下りると、木道が続いている。長栂山(ながつがやま)あたりは湿地帯で絶景ポイント。紅葉が綺麗で、大自然を独り占めできる。黒岩山に入ると15時間歩かないと海まで辿り着けず、途中で離脱できる道がないので、天候や体調を考慮し、場合によってはこれより前に撤退する。黒岩山を越え、犬ヶ岳を登って下りたところにある無人小屋、栂海(つがみ)山荘まで進む。夕方以降は前日と同様に過ごす。

日本海を目指してひたすら下る:

3時起床、5時に出発。この日は木が生い茂る蒸し暑い道、アップダウンが激しい道をひたすら下っていく。途中には白鳥小屋があり、屋根の上の展望台からは日本海が見渡せる。15時頃には日本海に到着。近くに親不知観光ホテルがあるので、お風呂に入ってゆっくり。親不知駅から糸魚川駅まで移動し、海鮮を堪能した後、新幹線で帰宅する。

旅の予算

往路新幹線代(東京駅~長野駅)

8000円

往路バス代(長野~白馬山~猿倉)

2800円

親不知観光ホテルでの入浴

750円

タクシー代(親不知観光ホテル~親不知駅)

1700円

電車代(親不知駅~糸魚川駅)

240円

復路新幹線代(糸魚川駅~東京駅)

10800円

食事代(初日、最終日)

3000円

合計

27290円

ここでしか見られない景色を独り占めできます。山頂から海までのコースなので、雪山、木の生えない高山の景色、高山にしか咲かない花、湿地帯、季節を問わず木が生い茂る道、など山の表情全てを楽しむことができます。ただ体力がないと辛いコースなので、人が少なく、絶景ポイントも一人で味わえます。

旅をもっと楽しむコツ

スティックを持っていく

下り坂がとてもきつく、膝への負担がかかります。スティックなどがあると、予防できます。道具でカバーできるところはカバーしましょう。

天候を確認する

等圧線がどうなっているか天気図を見て確認します。西高東低の気圧配置だと、強風が吹き荒れたりするので、白馬山頂で等圧線を見て、風が強くなりそうか判断することが大事です。毎年遭難者が出るコースなので、時には勇気ある撤退を。

みんなで行くと別の楽しみがある

一人だと自然を独り占めできますが、みんなで行って辛さをわかちあうのも良いです。食事をもっと楽しめたり、一人で行く時とは別の楽しさがあります。

2017年02月公開

文責:しゅみたびと編集部


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