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今村亮さんの趣味旅プラン
本場の神楽に親子で触れる、島根県・石見神楽観劇旅

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「伝統芸能の本場に、親子で触れる神秘の旅です。」子どもとの共通の趣味を通して絆を深める、本場・石見地方での神楽観劇旅とは。

しゅみたびと:今村亮さん(34歳)

1982年熊本市生まれ。東京都立大学人文学部社会学科卒。2003年、学生時代に創業期のNPOカタリバに参加。大卒後、凸版印刷株式会社に5年半勤務。2010年にNPOカタリバに復職。文部科学省熟議協働員、岐阜県教育ビジョン検討委員会委員などを歴任。2015年4月より文京区青少年プラザb-lab館長着任。2017年現在、SFC研究所所員(訪問)、熊本大学非常勤講師、慶應義塾大学非常勤講師。共著『本気の教育改革論』。

趣味石見神楽観劇

趣味歴1年

石見神楽観劇へのこだわり

好きな演目は「大蛇(おろち)」。スサノオのヤマタノオロチ退治を題材とした代表的な演目。もちろんCGなんて使わない伝統芸能が、アナログで可能な演出の限界に挑戦したダイナミックさが素晴らしい。

演者さんの技にも惹かれる。「紅葉狩(もみじがり)」では美女から鬼への早変わりの技の華麗さが印象的。神楽は神話のヒーロー劇から平安時代の男女の愛憎劇まで、歴史の中で物語がアップデートされてきた。時間軸のカオス感がおもしろい。

島根県の神楽の図鑑を見ながら子どもと一緒に盛り上がるのが楽しい。子どもにとっても、ヒーローアクション、悪役のバリエーション、お面の造形などがおもしろいらしく、戦隊モノのようなイメージで捉えている気がする。石見神楽は大衆向けにつくられたヒーロー劇なので、素人でも楽しめるのが良いところ。

今村亮さんにとって石見神楽観劇とは

息子との絆を深めるもの

趣味年表

32歳

島根県でNPOカタリバの仕事が始まり、島根への出張の機会が増える。神楽の話題が家庭内で出始める。

33歳

3歳の子どもが出張についっていった際に石見神楽を観せてもらう。YouTubeで石見神楽を検索しろと子どもがせがんでくる。父も石見神楽のおもしろさを知る。

34歳

石見神楽発祥の地・石見地方を訪問。長男と神楽の図鑑を見ながら話をするのがおもしろくなってきた。

石見神楽観劇をしていて最高の瞬間

子どもと一緒に盛り上がる時間です。自分が子どもの頃も、父親と同じ目線で同じ話題で盛り上がれるということが嬉しかったものです。僕の場合はドラクエ。今度は自分が父になって、子どもと盛り上がれる共通の話題が石見神楽です。子どもがわくわくしているものを、子どもと同じ目線で楽しむことがとても楽しい。僕はそもそもサブカル好きで、友だちや先輩の影響を受けて興味の幅を拡げてきたけれど、まさか子どもからインスパイアされる日が来るとは。これは人生初めての経験です。子どもが未知の世界を教えてくれる感動と喜びを噛み締めながら、どんどん自分の世界を広げていきたいです。

今村亮さんおすすめの石見神楽観劇旅
本場の神楽に親子で触れる、島根県・石見神楽観劇旅

仕事で島根県益田市に子連れで出張する機会ができて。それまでYouTubeや東京公演のみだったので、毎週夜神楽をやっていると聞いて、本場の神楽を観たいと思い、また石見地方をもっと知りたいと思って行きました。

時期

12月~8月

期間

1泊2日

人数

2人

目的地

島根県益田市

萩・石見空港着、益田市へ向かう:

羽田空港11時頃の便で、萩・石見空港へ。空港には神楽のお面が売っている。12時半頃に到着し、レンタカーを借りたら、JR益田駅へ移動して、地元の友人オススメのお店「田吾作」で昼食をとる。店の中にイケスがあり、新鮮な魚が楽しめる。刺し身が絶品。

グラントワの石見美術館で芸術に触れる:

ランチを食べた後は、夜の神楽まで時間があるので、美術館×劇場という芸術基地、島根県芸術文化センター「グラントワ」へ。石見美術館の企画展は時期によって違うが、訪問した時は幕末から明治を生き抜いた浮世絵師・月岡芳年の企画展だった。展示作品を題材としたダンスと石見神楽のコラボレーションなど、ここならではのイベントもある。芳年が描いたヒーローや悪役たちをトレーディングカード化した発想は秀逸で、子どもはゲームに勝ってキラキラカードセットをゲット。

駅ビルで夜神楽を楽しむ:

19時頃、益田駅前ビルEAGAへ。9~11月の秋祭り・奉納神楽の時期を除いて、毎週土曜日19時半から夜神楽を2演目やっている。ありがたいことに息子は泣いたり飽きたりせず、2時間集中して食い入るように観劇。「おろちが出てきたよ・・・!」「たらしなかつひこ、まだ出てきません」など、次第に解説し始める。21時に終演したら、駅近くのホテルに泊まる。

島根のモンサンミッシェルに寄り道:

翌日10時頃、朝食をとった後レンタカーで30分ほど走り、小浜町の衣毘須神社へ。大潮の時には参道が消え、島へ渡れなくなることもあり、また形も似ているため、島根のモンサンミッシェルと言われている。レンタカーを返却し、空港で昼食をとって萩・石見空港13時頃の便で帰宅。

旅の予算

飛行機代

20000円

宿泊代

5000円

岩美美術館観覧料

1150円

神楽観劇

500円

昼食代

1500円

夕食代

2000円

レンタカー代

3500円

合計

33650円

島根県石見地方では、街のいたるところに神楽のポスターが貼ってあったりと、生活と神楽がつながっている空気感があります。神話にゆかりある地名や神社なども多数あります。何千年の歴史と自分がつながっているんだなと思いを馳せることができます。また、子どもの趣味を親子で思いっきり楽しむのは最高です。やわらかい感性を持っている年頃だからこそ、子どもにはたくさんの本物を経験させたいと思います。

旅をもっと楽しむコツ

ストーリーの予習をする

演者さんが何を言っているのかわかりにくいので、ストーリーの予習をしておくと理解できておもしろいです。ストーリーを知っていたら、アクション、展開を楽しめます。

自作の石見神楽グッズを持っていく

演目に合わせたお面を持参するなど、グッズがあると盛り上がります。買っても良いですが、ダンボールや紐で剣などを作るのも良いです。自作のグッズで子どもと神楽ごっこをすることもあります。

子どもが泣いて見られないことを覚悟しておく

結構こわいので子どもは泣くかもしれません。家でYouTubeだと喜んで観るけど、実際に観ると泣いたりします。親がいるという安心感の中で、ちょっと怖いものを見たいという、怖いもの見たさはあるかもしれません。

2017年06月公開

文責:しゅみたびと編集部


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